ミラーリングとは相手をまるでミラー(鏡)のように真似ることで
相手に親近感をもたせるテクニックのことを指す。
やはり、相手の無意識に訴えかけるものなので、わざとらしくやるのはやめよう。
逆に相手が使ってきた場合は通常より上の好感度とも言えるので、知っておいて損はない。
やり方は簡単で、単に相手の真似をするだけでよい。
仕草を真似る(視覚に訴える)だけでなく、
相手の口癖やトーン、ペースを合わせる(聴覚に訴える)ことでも効果がある。
例として、気になる人と食事に行った際に、
相手が水を飲んだら自分も水を飲む。
相手と食べるペースを合わせるなどが挙げられる。
出来るだけ違和感を取り除くことでマイナスイメージを植え付けない狙いがある。
「単純接触効果」と「ミラーリング」、「パーソナルスペース」を組み合わせることで、
相乗効果を狙えることも押さえておきたい。
単純接触効果でプラスを積み重ね、
ミラーリングとパーソナルスペースでマイナスを避けるといった具合である。
気になる人の前では自然体でいることを心掛け、
プラスを伸ばしつつマイナスを避けるのが鉄則である。
自然体でいて嫌がられるような相手とは縁がなかったか、
今の内に知っておけてよかったというスタンスでいいのだ。