本連載は「売れるコピーライティング単語帖」読んで学んだことの備忘録である。
「ペンは、剣より強し」
「売れるコピーライティング単語帖」4ページより
コピーライティングとは「人の心理を理解して、文章で行動を後押しする技術」である。
本書によれば、
仕事で納得してもらおうとする場合、「40%」もの時間を取られているらしい。
8時間労働で40%と言えば、3時間ちょっとである。
この"無駄な"時間を減らす為に有効な技術だ。
しかし、日本ではまだ馴染みが薄い。
その理由を「営業」で考えてみる。
日本は比較的国土が狭い為、対面で営業することが多い。
反対に国土が広いところではどうだろうか。対面では相当な負担になる。
更に、Zoomなどに代表される「オンラインミーティング」はもちろんのこと、
文章だけでやり取りが完結してしまうことも多くなった。
その場の雰囲気だけで何とか出来るような時代ではなくなってしまったのだ。
日本においても文章力がモノを言う時代になった今、
有効とされるのが、「コピーライティング」である。
また、どの順序でどの要素を入れ込めばある程度の文章力が約束されるのか。
これを説いているのが本書の「PASONAの法則」である。
以下の頭文字をとって出来ている。
P:Problem(問題)
A:Affinity(親近)
S:Solution(解決)
O:Offer(提案)
N:Narrow(絞込)
A:Action(行動)
究極的に言えば、買い手が困っていることを解決出来れば商品になる。
「貴方にぴったりの商品ですよ!」ということを的確に買い手に示せれば、
買い手は懐事情と相談しながら買いたいと考えるはずだ。
つまりは、買い手の視点に立った「法則」をまとめたものが「PASONAの法則」。
次回は「P:Problem(問題)」についてまとめる。