教養

ハロー効果

後光のイメージ画像

まずは、概念のご紹介。

ハロー効果(ハローこうか、英語: halo effect)とは社会心理学の用語で、ある対象を評価する時に、それが持つ顕著な特徴に引きずられて他の特徴についての評価が歪められる(認知バイアス)現象のこと。

Wikipediaより引用

手っ取り早い例が、容姿が整っているから仕事も出来そうだという見立てである。
※ もちろん、容姿が整っていて仕事が出来る人もいるが、そこに因果関係はない。

要するに、因果関係がない物事に関して、これが出来るんだからあれも出来るに違いないという決めつけのことを指す。
後光のイメージ同様、周辺まで輝いて見えるということ。

このハロー効果はプラスのイメージだけでなく、マイナスのイメージにも作用する。
よって、自分のイメージが総合的にどうであるかを決定付ける大事な要素であるといえる。

そうなると、器用貧乏であるよりも特化している方が、プラスのイメージが強くなる。
ただし、極端に駄目な要素があるとマイナスのイメージに引っ張られることになる。

とはいえ、お題を完全に無視することになるが、人の評価を気にしすぎるのは良くない。

人の評価なんてものは、こんなもの

  1. ウケの良し悪しなど、個人差がある
  2. 皆がそうしているからなど、多数決の総意である
  3. 僻みや妬みが混じっている

もちろん、有難いお言葉であることも多々あるけれど、参考情報でしかない。

相手のマイナス評価に対して気を使うのは単に相手が気持ち良いだけ。
自分が我慢してまで重視すべきことではない。

もちろん、相手が嫌がることをすべきではない。
しかし、相手を人間と解釈した時、同様にして自分も人間である。
つまり、自分が嫌がることを無理してまですべきではないのである。

どうしても譲れないと思ったことは、意地でも譲らない。

子供じゃないんだからという人に問いたい。
当事者じゃないんだから言えるんでしょう?
それから、自分に嘘をついてまで守るべきものって何でしょう?

直すべきところは、直す。
直すべきでない、曲げるべきでないと思ったことは意地でも変えない。

一念岩をも通すのイメージ画像

一念岩をも通す

もし、あなたが問題に直面して自分がおかしいのかなと思った時、

  1. 自分がおかしい場合
  2. 周りがおかしい場合

どちらも考えられるが、お互いに曲げられない何か信条があるから対立が起こるのである。
つまり、どちらもおかしくはないのである。

そうなると、「折衷案」という考え方が大事になる。
お互いに譲れないのならお互いに譲らなければ良い。

相手には相手の信条があって、自分には自分の信条がある。
お前が譲れと言うのはエゴなのである。

折衷案が合意できなかったのであれば、無理をする必要はない。
今回はチャンスがなかった。ただそれだけのことである。

別に死にはしない。
そして何より、自分の精神が死なない。これが大事。
そう思うと、少しは楽になるのではないだろうか。

生還のイメージ画像
  • この記事を書いた人

もっちー(or セヤ)

明治大学 政治経済学部 経済学科 中退 ▶ HSPのシステムエンジニア ▶ 27年間ずっと嫌がらせに遭い続ける ▶ 取り柄:諦めの悪さ ▶ 趣味:チェス ▶ 夢:当たり前のはずだった幸せを享受すること

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